第31回国際喘息学会 日本・北アジア部会の参加報告
2022年11月25日から26日にかけて、昭和大学医学部内科学講座 呼吸器・アレルギー内科部門教授の相良博典先生が会長をされた表記学術講演会が昭和大学上條記念会館とオンラインのハイブリッドで開催されました。
気管支喘息のメカニズムに関する新たな知見、重症気管支喘息に対する生物学的製剤に関する内容、気管支喘息の吸入治療や併存疾患に関することなど、幅広い内容が2日間に濃縮された会でした。
当科からは、保健学研究科の久田剛志先生が教育講演とランチョンセミナーの座長をされ、一般演題で古賀康彦先生、矢冨正清先生、私が発表をしました。また、上武呼吸器科内科病院の土橋邦生先生がシンポジウムの座長をされ、福井大学の石塚全先生が教育講演の座長をされました。
重症気管支喘息に対して、また一つ新しい生物学的製剤が使えるようになり、この分野において更に新しい知見を集積していきたいと考えています。
鶴巻寛朗