4月27日の抄読会につきまして

医学生の皆様、研修医の皆様、医会員の皆様

皆様におかれましては、大変忙しい日々かと思いますが、今月も抄読会を定期開催させていただきます。

医学生、研修医の皆様にもZoomでの開催のため、お気軽にご参加いただきたいと思っています。
今月の紹介論文をご案内させて頂きます。

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4月27日(水)19:00〜 Zoom形式

1)群馬大学医学部附属病院 三浦 陽介
「遺伝子マルチ検査における末梢肺病変細胞診検体の有用性について」
Suitability of transbronchial brushing cytology specimens for next-generation sequencing in peripheral lung cancer. Furuya N, et al. Cancer Sci. 2021 Jan;112(1):380-387.

非小細胞肺がんの遺伝子マルチ検査を行うに際し、末梢肺病変では組織検体量が少なく、シングル検査を行わざるを得ないケースも多々あるかと思います。今回、遺伝子マルチ検査における末梢肺病変細胞診検体の有用性についての論文を取り上げます。今後、細胞診検体を用いた遺伝子マルチ検査も保険適応の見込みとなっており、参考になる報告かと思います。

2)群馬大学医学部附属病院 櫻井 麗子
「COVID‐19 mRNA vaccine‐related interstitial lung disease:2症例と文献的レビュー」
COVID‐19 mRNA vaccine‐related interstitial lung disease: Two case reports and literature review. So, et al. Case Rep. 2022 Apr; 10(4)
新型コロナウィルス感染症(COVID-19)が収束を見せない状況であり、ワクチン接種が推奨されております。様々な副反応が指摘されておりますが、COVID‐19 mRNA vaccine‐related interstitial lung diseaseが報告されてきており、ケースレポートではありますが取り上げさせていただきます。